ようちえん
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1月 メッセージ
新年を迎えました。12月にはイエスさまの誕生をお祝いするクリスマスを共に過ごし、喜びを分かち合う経験をしました。上のお子さんを卒園させたお母さまに「南山幼稚園の聖劇は、同じ物語で、言葉も同じなのに、毎回どこか違っていてそれぞれに素敵ですね。」とお声をいただきました。どの役も大切であることを理解し合い、クラスの友達と心を合わせて、取り組みを重ねる子どもたちの姿は本当に素晴らしく、その過程でも心の成長を感じることができます。皆のやる気に蓋をしないように、子どもたちの思いのこもった聖劇となるようにと担任も全力で支えます。だからこそ、毎回違っていてそれぞれに良さがあり、見る人の心を温かく感動に包むのだと思います。年長の子どもたちは、年中さん、年少さんそれぞれの役割や保護者の温かい眼差しと歌声を受けて、自分たちの聖劇が完成することを理解しています。その気持ちの応答があの温かい時間を作っているのだと私は思っています。つぼみ組さんも来年を楽しみにしていてくださいね。
今年度の締めくくりの3学期が始まります。今月の第一聖句は「受けるより与える方が幸いである。」使徒言行録20:35です。冬休みにはご家族や親戚の方と会うこともあったかと思います。幼稚園の生活もそうですが、周囲の人と過ごす中でたくさん人の支えによって自分が大きくなっていくことを喜び感謝することができれば、この先、人に優しい気持ちを与えることができる人に育っていくことができるのではないでしょうか。人の気持ちをしっかりと受け、それに答えていく日々を過ごしながら、歩んでいきましょう。今だ平常の生活を取戻せない被災地の方々に平穏が、世界中の争いのある所に平和が訪れることを願いながらこの1年を始めたいと思います。 今年もよろしくお願いいたします。 (園長 済田真美)