
ようちえん
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4月メッセージ
桜が咲き、園庭のチューリップが咲き始めました。昨年、「幼稚園のチューリップは、他にはない良さがありますね」とおっしゃった保護者の方がおられました。園庭の花壇やプランターのチューリップは、在園児が心を込めて植え、毎日水をあげて育てたものです。色とりどり、大きさ形も様々なチューリップは、それぞれ違っていて、それぞれにきれいである事を感じていただけて嬉しく思いました。チューリップがそれぞれにきれいな様に、どの子もそれぞれに個性を持ち、それぞれにきれいでステキだと思います。そんな子どもたちとの新しい一年が始まるのが楽しみでなりません。入園・進級当初、きっと子どもたちは、希望と不安の入り混じった複雑な気持ちで幼稚園に登園してくることでしょう。でも、心配しなくてもその子その子のペースで新しい生活に慣れていきます。この時期、よく保護者の方から、「うちの子は幼稚園の事を話してくれません。」と言われますが、幼稚園の事をお家で話す子もいれば、全く話さない子もいます。それも子どもによって違います。保護者の皆さんも焦らず、人と比べず、我が子を見守ってください。幼稚園がそして新しいクラスが安心できる居場所になっていけるように、私たち保育者も丁寧に関わって行きたいと思います。
今年度のキリスト教保育連盟の年主題は『ともに』です。幼稚園に於いては、子どもたちは『ともに』育ち合う仲間であり、保護者の方々も『ともに』子育てをしていく仲間でもあります。そして、神さまが『ともに』いて、守ってくださっています。私たち保育者も皆さんと『ともに』お子さんの育ちを支えるために歩んでいきたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。 園長 済田 真美