ようちえん
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10月メッセージ

暑さのまだ残る9月が過ぎ、夜には虫の声が響き、青く澄んだ空に秋の気配を感じることできるようになってきました。秋は台風などの自然災害への備えが必要な季節でもあります。先日の避難訓練では、先生の声掛けに従って落ち着いて園庭に避難する姿がどの学年の子ども達に見られ、指導の為に来られた消防署の方も驚かれる程、真剣な様子でした。小さな子ども達も自分の身を守る術を身につける事が必要です。おとなも子どもも与えられた大切な自分の命をしっかりと守っていくことが人を大切にする事への一歩なのだと思います。私たち保育者も一人ひとりを保護者の元にお渡しする責任を改めて感じる時となりました。保護者の皆さまの引き取り訓練へのご協力に感謝いたします。

二学期が始まって約一カ月、友だちや保育者と一緒に過ごす中で、自分の思いを相手に伝えたり受け止めたりしながら関わりが深まってきました。らんらんデー(運動会)に向けての取り組みも始まり、子ども達の生活も快活さを増しています。いきいきと動く子ども達の姿に喜びを感じる一方で子どもの内面に起こっている成長にも目を向けてゆきたいと思います。「あのね」と子どもたちが自ら伝えようとする声に耳を傾け、表情の変化に目を向けて、しっかりと向き合う事を忘れずに子ども達と共に歩みたいと思います。

 (園長 済田 真美)

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