ようちえん
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10月メッセージ
朝夕は少し過ごしやすくなってきましたが、日中は気温が高く、一日の気温の変化に身体がついていかない毎日です。そのような気候にもかかわらず、先日の「おまねき会」には、たくさんのおじいさま・おばあさまにご参加いただきました。数年ぶりのおまねき会でしたが、コロナ以前から変わらず、孫たちを包む温かい眼差しが、心地よく優しい時間をつむいでいることを感じました。参加できなかったおじいさま・おばあさまも、お会いになる時には、お孫さんを温かく包んでおられる事でしょう。おまねき会の聖句「あなたがたは神に愛されている子どもです。」(エフェソの信徒への手紙 5:1)にもあるように、愛され、受容されていることを感じる事が、子どもの心の成長の礎になっていきます。幼いうちにいっぱい愛情を受けて、心が満たされてこれからも伸びやかに成長していってほしいと祈っています。さて、幼稚園では運動会「らんらんデー」に向けて、取り組みが始まりました。年長になると3年間(満三からの子は4年間)のフィットネスの集大成とも言える身体表現があります。毎年、園庭に裸足で走って入場する年長児を見るだけで胸が熱くなります。中でも三人技は、友だちを支えたり、背中に友だちを乗せたりと、力を合わせ、呼吸を合わせ、助け合わなければ、完成しません。それができるのは、お互いを信頼しているからこそ、相手に対して、支えてくれてありがとう、乗せてくれてありがとうの心の応答があるからだと思います。年中児はそんな年長児の姿に憧れをもって見ています。そして、小さい学年の子どもたちは走ること、踊ることを純粋に楽しんでいます。どの学年の子どもたちも神さまからいただいた心と身体を思いっきり使って頑張る姿を温かい眼差しで包んで、見守ってください。みのりの秋はもうそこまできています。(園長 済田 真美)