10月メッセージ

いつの間にか、夜になると草むらから虫の声が聞こえる季節になりました。

先日のおまねき会には、おじいさまやおばあさま、おうちの方に園にお越しいただき、楽しい時間を過ごす事ができました。おまねき会の礼拝で歌った「やさしいめが」は、私の好きなさんびかのひとつです。

 ♪やさしいめが きよらかなめが きょうも わたしをみていてくださる

  まっすぐに あるきなさい と みていてくださる♪

神さまのまなざしと孫たちを見つめるまなざしが重なって、温かさが子どもたちの心に届いたのではないかと思います。不安定なお天気の中、お越しいただきありがとうございました。

 幼稚園では、運動会に向けて取り組みの日々が続いています。昼間は暑さがまだ残る中、熱中症対策はしていても「無理はしないで…」と思ってしまう私の心配をよそに、年長の子どもたちは“やる気”いっぱいで、身体表現やリレーに汗を流しています。運動が好きな子もそうではない子もいることでしょう。得意な事もそうでないこともそれぞれにあることでしょう。でも、それを超えて、仲間と一緒に「やりたい」という気持ちを持ち、まっすぐに取り組む子どもたちの姿に、見るたびに感動をもらっています。その年長の様子を他学年の子どもたちは、憧れの眼差しで見つめ、応援したり、真似をしたりしています。教えられて“知る”ことも必要ですが、見たり経験をしたりして“感じる”ことによって子どもたちの心は成長するのだと日々思わされています。

運動会は学年毎の開催になりますが、どの学年も“一人ひとり”を応援し、育ちを喜び合える時となりますようにと願っています。おうちの方もぜひ子どもたちの姿を見にいらしてください。少しずつ季節は進み、実りの秋は、そこまで来ています。(園長 済田真美)

ニュース一覧へ