12月 メッセージ
冬の寒さが到来し、いよいよ12月です。先日、幼稚園の前の交差点で信号を待っていると、止まった車の後部座席の窓が開き、「先生、お久しぶりです。分かりますか?○○です」と笑顔の可愛い女性が声をかけて来ました。すぐに、14年前に年中を担任した時のその子の姿が浮かびました。運転席には懐かしいお母さんの顔があり、二言三言お話しするうちに、信号が変わり、「またね」と車を見送りました。困った時も嬉しい時も、すぐに涙ぐんでいた心優しいあの子が、こんなに大きくなって…19歳、もう成人なのですね。
月日が経つのは本当に早く、子どもは瞬く間に成長していきます。幼稚園時代をひとくくりにしてしまいがちですが、一年毎、一月毎、一日毎に子どもは変わり、成長していきます。取り分け、心の成長はいつの間にか、いや、ふとした瞬間に起こる事もあります。その姿にしっかりと寄り添い、一緒にその時を実感し、共有できるのは、手が届くところに子どもがいる幼児期だからこそだと思います。小さな出来事でも、様々な思いを持ち、考えたり、気付いたり、話したり…子どもの育ちの機会に満ちています。どうか、その瞬間を見逃さず、大切にしてほしいと心から思います。
12月はアドベントを過ごし、クリスマスを迎える心の準備をしていきます。子どもたちに保護者の皆さまにもクリスマスの喜びが届きますように…そして、子どもたちの輝く瞬間を見逃さずに、共に心温まる時を過ごしたいと願っています。(園長 済田真美)