色とりどりの花が咲き始める4月、新しい年度が始まりました。コロナ規制から解放されて、お出掛けも容易になってきました。春休みはどんな経験をされたでしょうか？

進級児も新入園児もワクワクとドキドキが入り混じった季節ですね。子どもたちは、小さな新しい世界で、新しい一歩を踏み出そうとしています。先日、孫たちとつくしを摘んで遊びました。小さな手に握りしめたつくしの束の一本一本は、長さも太さも頭の大きさも色もそれぞれに違います。一つとして同じものはありません。子どもにも一人ひとり、個性があり、それぞれ違っています。考え方も感じ方も違う子ども一人ひとりと向き合う事から新しい一年も始めたいと思います。朝、緑門で皆さんと会うのを楽しみにしています。どうか保護者の皆さまも、焦らず、他の子と比べず、子どもが新しい生活に慣れていけるよう、励ましてあげてください。この３年、コロナ感染症拡大の最中、今までの当たり前を見直す機会が与えられました。今年も子どもの育ちの機会を大切に保育をしたいと思います。皆さまと顔を合わせて、過ごせる喜びを感じながら、神さまに守られて、共に育ち合いの一年が過ごせますように…と祈っています。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。（園長　済田　真美）