ようちえん
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5月メッセージ

温かな日差しに守られて、木々の葉や蕾が一斉に開き始めました。南山幼稚園の庭には、何種類かの実のなる木があります。ゆすら梅とさくらんぼの木には、小さな実がいくつか付き始めています。ぐみの木、オリーブの木、みかんの木には、たくさんの花が咲いています。小鳥たちも子どもたちも木の実が色付くのを楽しみに待っています。入園式に子どもたちの目を楽しませてくれたチューリップでしたが、だんだん元気がなくなってきたことに気付き、水をあげている優しい子どもたちの姿や、散った花びらを拾って「きれいでしょ!ツルツルしてるよ」と大切そうにしている姿に、子どもたちの中にある、小さな変化に気付き、受け止める柔軟な心を感じました。蕾が花を咲かせ、やがて実がみのって行くように、一人ひとりに秘められたその子その子の力があります。その力を信じて寄り添う、よき理解者でありたいと願いながら園庭で遊ぶ子どもたち見つめています。

入園進級からそろそろ1か月、がんばってきた子どもたちにも疲れが出てくる時期です。

お家でゆっくりと過ごし、心と身体を休ませてあげてください。神さまがお創りになった豊かな自然の息吹を感じながら、温かい心持ちで、この季節を過ごしていきましょう。

                              (園長 済田真美)

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