
ようちえん
ニュース
5月メッセージ
新緑の美しい頃になりました。5月は爽やかな気候の時期のはずが、近年は気候変動のためか、気温差が激しく、体調を保つのが難しくなってきています。幼稚園での新しい生活に慣れ始め、疲れが出てくる頃でもあります。お家では、ゆっくり心と体を休ませてあげてくださいね。
先日、NHKのニュースで“気になる事柄を耳にしました。7歳児が最も交通事故にあう件数が多く、危険であるとの事でした。その理由は、「通学などで一人歩きデビューの時期であること、それに加え7歳児の視野は大人よりも狭く、3分の2ほどであるから」との事です。“魔の7歳”と言われているらしく、7歳の孫を持つ私としては、思わず手を止めてニュースに聞き入りました。同時に更に小さく視野の狭い幼児にとっても同じように危険があるとも感じました。そのニュースでは、子どもと歩き、一緒に危険な場所を確認する事(しゃがんで子どもの視線ですると良い)、危ない場所は理由を具体的に説明して度々声をかける事が大切とされていました。一人歩きは無いにしても、登降園時にお家の方と安全を確認しながら歩いてみる事も必要なのではないでしょうか…5月8日は幼稚園をあげての避難訓練があります。もし、南海トラフの地震が起これば、車が使えない事態に陥るかもしれません。お家に帰るルートをしっかりと理解しておく事は、安全だけでなく安心に繋がると思います。皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
園庭にはグミの木に花が咲き、ゆすら梅も小さな実をつけ始めていいます。子どもたちの大好きなダンゴ虫も出て来ました。季節の移り変わり、小さな自然の変化に子どもたちが自ら気付き、感じられるように、大人は先回りしないで、その発見に寄り添いたいと思います。神さまから与えられた自然に感謝しつつ、共に過ごしましょう。
(園長 済田真美)