ようちえん
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7月メッセージ

新年度になって、3か月余り経ちました。川崎での子どもが犠牲になった痛ましい事件以後、私たち大人は何となく不安を覚える日々を過ごしていますが、子ども達はのびのびと夏へと向かうのこの時期ならではの自然を楽しみながら園での生活を送っています。ちょうちょや卵から生まれたばかりの1ミリ程のカタツムリ、たくさんのダンゴムシ、カミキリムシ…出会う生き物一つ一つに目を輝かせている子ども達です。どろんこや水、砂などにもふれることがこの時期多くなります。泥団子や泥のごちそう、砂のお山、どれも作るのには微妙なちから加減が必要になります。思いどおりにいかなくても、せっかく作ったのに壊れてしまっても、何度でも作りなおすことのできる自然の素材は子どもにとってとても魅力的なものなのでしょうね。知識だけではなく感覚を通して感じ取りながら、大きくなっていってほしいと思いながら子ども達の遊ぶ姿を見ています。

今、礼拝で歌っている「♪ひとりひとりのなをよんで」は私の大好きなさんびかのひとつです。

♪ひとりひとりの 名をよんで 愛してくださるイエスさま どんなに小さな私でも 覚えてくださるイエスさま♪

このさんびかはひとりひとりが等しく大切な存在である事を温かく思い出させてくれます。私たち大人も含めて、愛されて一日一日を生かされている事に感謝したいと思います。 (園長 済田 真美)


            
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