ようちえん
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8月メッセージ
あまりの暑さに「暑いですね」というご挨拶が日常になって来ています。地球温暖化の影響で、外で思い切り遊ぶこともままならない猛暑、子どもたちは熱中症のリスクを避け、最大限に場所と時間を見つけて、遊びを深めています。
皆さんのこひつじノートにも載っている今月の聖句は「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」マタイ7章12節です。これによく似た言葉ですが、子どもたちの気持ちがぶつかったり、いざこざがあった時に「自分がされて嫌なことは人にしたり、言ったりして良いのかな?」と子どもたちに問いかけることがあります。されて嫌なことはしないというのは、子どもに伝わりやすく、大切なことでもあります。でも、この聖書の言葉には、してもらいたことをすると書かれています。相手のために何かをするためには、その人をよく見てわかろうとしなければできない事だと思います。自分の事を相手に置き換え、相手がされて嬉しいことが何なのかを考え、相手を思いやることができるようになっていくことができれば、みんなが生きやすく、平和に過ごせるようになると思います。不安定な世界情勢への中で、私たちは不安を持ちながら生活しています。当たり前の生活が当たり前にできていることに感謝を覚えながら、今、苦しみの中にいる人への救いと平和を祈りたいと思います。
長い夏休み、皆さんはどのように過ごされるでしょうか?家族や親戚、お友だちと過ごす中で相手を思いやり、してもらいたいことをする経験ができますように…
2学期にまた大きくなった子どもたちに会えることを楽しみにしています。
(園長 済田真美)