ようちえん
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9月メッセージ

夏休みに孫たちの遊ぶ様子を見ていると、小さい孫娘が1歳ながらにじっと周りの様子を観察している場面に何度も出会いました。絶えず、自分より大きい子の姿を目で追っています。すぐに真似てやってみる事もあれば、しばらくして誰もいなくなってからやってみようとしている姿は微笑ましくもありました。幼い子どもは、聞く事の前に視覚から刺激を受け学ぶ事が多いように思います。おとなから見れば、いつの間にかできるようになっていた…という事がありますが、どこかで見て、学習しているのだと思います。幼稚園の生活では、遊びの中で他の子がしている事に興味を持ったり、真似をし合ったりする中で自分なりのやり方をみつけていく事が多くあります。クラスや学年毎学年を超えてのふれあいは、年上の子へのあこがれや年下の子への愛しみの心も相まって、子どもたちの成長に大切な時となっています。2学期は行事が多く、体や心を動かす活動が多くなります。見て知っていく事、そして聞いて知る事、どちらも子どもの成長には不可欠です。日々の生活の中でお互いの姿を認め合い安心して真似をし合える仲間との関りを通して、その子らしく成長していってほしいと願っています。

8月は豪雨の影響で災害に多くの方が苦しい思いの中におられる事と思います。また、コロナ感染者の急拡大に不安を覚えながらの2学期のスタートとなります。出来る限りの感染防止対策をとりながら、できる限り保育を継続していきたいと思います。ご協力いただく事もあると予想されますが、よろしくお願いいたします。神さまの見守りの中、一日一日を守られて過ごせますように    (園長 済田 真美)

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