ようちえん
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9月メッセージ
あまりの酷暑に大人も疲弊したこの夏、子どもたちはどこで遊んでいるのかしら?夏ならではの水遊びや虫取りを経験できたかしら?と心配して過ごしていました。皆さんはどのように夏休みを過ごされましたか?
先日、年長児の孫と吸盤のついたボールでキャッチボールをしていた時のこと、「いくよー」と気合を入れて孫が投げて来るボールの取りづらいこと…あっちに行ったり、こっちに来たり、強すぎたり、届かなかったり…3分ほどで私はくたくたになってしまいました。「相手が取りやすいところに投げないとキャッチボールは続かないよ」と話しましたが、なかなか難しく、10回続いて「やったー」とハイタッチした時には二人とも汗だくになっていました。子どもは(いいえ、おとなも)夢中になると、相手のことを考えて相手が受け取りやすいように投げることを意識し続けることは難しいものだと思います。それは日々の生活の中での人との関係に於いても同じなのではないかと思います。相手の気持ちを考えながら言葉をかけ、行動し、相手からの言葉や行動を受け止める。そのような心のキャッチボールを続けながら、人との関係を築き、繋がっていくのではないでしょうか?おうちでの家族関係もそうですが、園生活も心のキャッチボールの連続です。愛をもって、心のキャッチボールすることを心掛けながら、私自身も新しい学期に臨みたいと思います。
2学期は、いくつもの行事があり、子どもたちの姿を見ていただく機会も多くなります。目に見えている姿だけでなく、そこに至るまでの子どもの心の動きにも気付き、寄り添っていける存在でありたいものですね。暑さが続く9月、園生活のリズムを取り戻しながら、神さまの見守りの中、健康に過ごせますように。今学期もよろしくお願いいたします。 (園長 済田真美)