ようちえん
ニュース

9月メッセージ

先日、卒園児キャンプでYMCA日和田キャンプ場に一年ぶりに行ってきました。澄んだ空気、冷たい湧き水、緑に囲まれて過ごす2日間は、神さまの恵みを体いっぱいに受けていることが実感できる素適な時間でした。子どもたちが寝静まってから空が晴れ、思いがけず見る事ができた星空に圧倒され、先生たちと「普段は見えないけれど、こんなにたくさん星があるのね」としばし星たちの輝きに見とれていました。日常では、下を向いていたり、目の前の事にばかり目を向けて過ごしがちですが、見上げて見たり、遠くを意識してみる事で、ものの見方や感じ方も変わって来るのではないかと改めて思う事ができました。参加者の5年生の女の子が3人、食事を作っている私の所に来て、「中学生になっても卒園児キャンプに来て、先生の台所のお手伝いしてあげる」と言ってくれました。可能かどうかは別として、その子たちの人の役に立ちたい、お手伝いをしたいという気持ちが嬉しく、心の育ちを感じました。

 夏休み、家族と過ごした子どもたち、9月は気持ちを新たに友だちとの園生活が始まります。2学期はお友だちとの親しさが増し、かかわりを持ちながら様々な体験をする日々が待っています。子どもたちは、悩んだり、立ち止まったりすることがあると思います。困った時は、見方を変えると、子どもの育ちのチャンスであるとも言えます。お家の方と共に考え、寄り添い、先生たちもサポートをしながら、そしてそこに神さまの見守りがあることを信じて祈りながら、今学期も共に歩みたいと願っています。 ( 園長 済田 真美 )

ニュース一覧へ