ようちえん
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6月メッセージ

今、南山幼稚園で歌っているさんびかの1節 ♪若葉をゆすってみどりの風が~ という歌詞にぴったりな季節となりました。このさんびかを歌うたびに清々しい風が心に吹き込んでくるような気持ちになります。先日の親子遠足では、気持ちの良い新緑に包まれて、礼拝を守り、周囲の人とふれ合う時を過ごすことができました。自然物を取り入れたものづくり、ネイチャービンゴに親子で挑戦する微笑ましい姿にたくさん出会いました。木の枝や木の葉、音や影、本当に小さな花など、普段意識して見ていない自然を感じるきっかけとなったのではないでしょうか。聖書に「見えるものではなく見えないものに目を注ぎます」(コリントⅡ 4:18)という言葉があります。神さまの創られた自然に触れる中で子どもたちが見つける不思議さや面白さを共に喜ぶ事のできる生活に感謝したいですね。そして、私たち大人も子どもの見える姿だけでなく、内に秘められた心の動き、育ちにも目をとめていきたいと思います。
園庭には、先月お知らせしたグミの実が驚くほど沢山、次々に実り、ゆすら梅もかわいいピンクの実をつけています。子どもたちには、「ひとり1個ね」と約束をしています。そして、子どもたちが帰った後には、小鳥が残った実を咥えて飛び去る姿も見られます。きっと小鳥たちも喜んでいることでしょう。優しい気持ちの小さな分かち合いを嬉しく見つめている今日この頃です。      (園長 済田真美)

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