ようちえん
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11月メッセージ

らんらんデーが終わり、3週間ほどの間に残暑から初冬まで、一足飛びに季節が移り変わったように感じます。登園の道すがら拾ったどんぐりや落ち葉、木の実を握りしめて、緑門で見せてくれる子どもたちの微笑ましい姿によく出会います。

秋から冬に向かうこの季節、子どもたちは『ちから』というさんびかを毎日歌っています。

1♪かみさまください げんきなちからを みんなといっしょに あそぶちからを

2♪かみさまください たすけるちからを みんなといっしょに たすけるちからを

3♪かみさまください しんじるちからを みんなといっしょに いきるちからを

らんらんデーでの自分の力を出して頑張る経験を経て、自信をつけた子どもたちは、その取り組みの過程で、周囲の仲間と力を合わせる事や助け合う事もできるようになってきています。『ちから』のさんびかの2番には“♪たすけるちから”という言葉が出て来ます。人を助ける事ができるのは、自分も助けられている事を感じているからこそだと思います。日々の生活の中で少しずつ周囲の人との関係を築いてきた子どもたち、構築してきた信頼関係の中で、自分にできる事を考えて行動する事が、人の助けになっていればどんなに嬉しい事でしょう… 誰かの役に立ちたいという思いは私たち人間の中に潜在しています。助けたり、助けられたり、お互いを思う気持ちを大切に歩みたいと思います。

園庭の畑のさつまいもが育ち、土の中から顔を覗かせています。間もなく収穫です。秋の恵みに感謝しながら分かち合い、助け合い、“♪みんなといっしょに”過ごしていきましょう。

( 園長 済田真美)

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