ようちえん
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12月メッセージ

12月の始めに書いたメッセージでしたが、公開が遅くなりました。

12月メッセージ

ようやく紅葉の便りが聞かれるようになり、街路樹のイチョウが黄色く色づきました。

一足飛びに冬へと季節が変わっていきます。もう一か月前になりますが、3年ぶりに南山バザーが開催されました。(コロナ以降は園内のみで幼稚園バザーとして行ってきました。)

園児の楽しそうな姿は勿論のこと、懐かしい保護者の方や成長した卒園児の姿に出会うことができ、人が集う場所であること、そして卒園してもなお帰って来れる場所であり続ける意味を改めて強く感じました。昨年までとは違う開催に戸惑われた方もおられたと思います。皆様のご理解、ご協力に心から感謝いたします。

さて、今週から幼稚園はアドベント(待降節)に入りました。アドベントクランツにあかりを灯して礼拝を守り、心の準備をしながらクリスマスまでの日を過ごします。先生からイエス様がお生まれになった話を聞き、おうちの方へのプレゼントにカードを作り、聖劇の取組みに参加し、一日一日とクリスマスへの歩みを進めていきます。子どもたちは4月からの生活を通して、様々なことを経験し、感じ、考えながら成長して来ました。2学期もあと僅かとなったこの時期だからこそお子さまの成長を振り返っていただきたいと思います。成長の歩幅もペースもその子によって違います。イエスさまの降誕を一日一日と待つ時期が大切にされるように、子どもの成長も信じて待つ時間が大切であることを忘れずにいたいものです。どの子もどの人も同じように神さまは大切に愛してくださっています。これからのアドベントの日々が、周囲の人とお互いを思い合い、尊重し合える関係を築いていく時となりますようにと願っています。そして世の中のすみずみまで神さまの愛がとどきますように…

                              (園長 済田真美)

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