ようちえん
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5月メッセージ
新年度が始まって、間もなく1カ月が経とうとしています。新しい生活に慣れ始めて来た一方で、少し疲れも出てくる頃ですね。子どもたちは、様々な経験を通して、いろいろなことを感じ、心を動かして、園生活を送っています。子どもの心が動く時に“心の成長”があります。お家にいて、一人でお気に入りの遊びをしている時にも育ちはありますが、人との関りの学びの多くは、集団の中でこそ培っていけるものです。人と関われば、心が動く事も多くなります。嬉しい事、楽しい事だけではなく、時には困った事や悲しい事に出会う事も勿論あります。いろいろな気持ちを経験して、心を動かす事は大切なことです。子どもの心の動きに気付いたら、まずは子どもの気持ちを受け止め、どうすればよいかを考え、一歩一歩成長していけるように、私たち大人が支え、心を寄せながら共に歩みましょう。
園庭には、畑の野菜、だんご虫、てんとう虫の幼虫、花や木の実など、子どもたちが興味を持つ自然がいっぱいです。緑が美しく、命の息吹を感じるこの季節、神さまの恵みを感じながら、子どもたちがゆっくりとじっくりと、やってみたい事、楽しいと感じる事を見つけ、幼稚園が楽しい場所となっていく事を願っています。(園長 済田真美)