園庭のひまわりが美しく咲きました。まっすぐに凛と咲く花を見ると清々しい気持ちになります。畑ではトマトが緑色の実をつけ、きゅうりや枝豆ができ、サツマイモの葉が茂っています。子ども達は目をキラキラさせながら、野菜の成長を見つけては報告してくれます。先日、年長児が枝豆をハサミで一つ一つ丁寧に収穫して、茹でたてをお弁当の時に一つずついただきました。「ちいさいまめがはいってたよ」「あまかった」との声が聞こえました。神さまの造られた自然の恵みが私たちに教えてくれる事は何と多い事でしょう。畑の周りで子ども達とたくさんお話しする機会も増えて、楽しい時を過ごしています。

間もなく夏休みです。夏休みは日常と違った生活ができる時です。自然の中に身をおく経験や、いつもと違う交通機関を利用しての旅行や帰省…自然からも社会や人からも沢山の発見や気づきがあります。また、お家でゆっくりとした時間の流れの中でじっくり遊んだり、絵本を読んでもらったりする温かな時間も大切です。そのひとつひとつが、夏の思い出となって子どもの心に残っていくのだと思います。

8月は平和について考える時でもあります。子ども達が育っていく世の中が、この先も平和でありますようにと祈ります。そして、自分が愛され守られている生活が平和で幸せである事も子どもなりに感じて、大きくなっていって欲しいと願っています。神さまに守られて夏休みを過ごして、また少し大きくなったみんなに会うのを楽しみにしています。

　（園長　済田　真美）