ようちえん
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2月メッセージ

大寒が過ぎ、一年で一番寒い時期となりました。子どもたちは、陽だまりを見つけては、砂遊びをし、寒さを吹き飛ばすように凧揚げやおにごっこ、ドッジボールをして「あついよー」と真っ赤な顔をして遊んでいます。園庭の花壇の土も寒さで硬くなっていますが、その下には子どもたちが植えたチューリップの球根が芽を出す準備をしています。何もないように見える花壇の下には、小さな球根がしっかりと根を張り、地面の上に顔を出す日を今か今かと待っているのです。この球根のように、子ども達一人ひとりも、通い慣れた今のクラスでじっくりと遊び、安心できる友だちとの関わりの中で心に栄養を蓄えているのだと思います。

保育参観に続き、今月は生活発表会があり、成長した子どもの姿を見ていただく機会が続きます。他の子どもと比べるのではなく、ありのままを受け入れ、以前より成長したところを見つけ、認めてあげてください。聖書に書かれているようにどの人もどの子も神さまから賜物(たまもの)をいただいています。(エフェソの信徒への手紙4:7)急がず、慌てず、いつかその賜物を見つけてほしいと思います。子どもたちが、”私なんかにできない”というマイナス思考に陥るのではなく、”私だからできる”ことを見つけていく手助けをしていきたいものですね。寒い日が続きますが、一日一日、希望の春に向かって共に歩みましょう。 (園長 済田 真美)

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